【ILOサイドイベント】パネリスト紹介 ~その1~
TICAD開催まで2週間となりました。
そこで、
本日から開催までの間、定期的にTICAD7 ILOサイドイベントの広報をいたします!
本日はパネリスト紹介の1人目!
イブラヒム・アサネ・マヤキ NEPAD計画庁長官です!
1997~2000年までニジェール首相を務めた後、2000年~04年までパリ第11大学にて客員教授として活躍されたマヤキ長官。その後、教育・保健医療政策に特化したシンクタンクを設立し、2009年からアフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)計画調整庁長官に就任してご活躍されています。
マヤキ長官は前々回TICAD5の際にも来日し、参加されています。
(参照:外務省HP 「岸田外務大臣とマヤキNEPAD長官の会談」 https://bit.ly/2P3qmEj)
しかしここまで読まれて、「NEPADってどんな組織なのですか?」と思われるあなたに、NEPADについてご紹介いたします!
【アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)の紹介】
NEPADとは?
正式名称は、New Partnership for Africa's Development、日本語では「アフリカ開発のための新パートナーシップ」と訳されます。2001年7月のアフリカ連合(AU)首脳会議にて採択された、アフリカ自身によるアフリカ開発のためのアフリカ連合(AU)のイニシアティブのことです。当時のムベキ前南アフリカ大統領が提唱し,2001年7月のアフリカ統一機構(OAU、現在のアフリカ連合)総会にて採択されました。
どんなイニシアティブ?
大きく分けて、
(1)アフリカ自身のイニシアティブ
(2)ガバナンスの重視
(3)地域協力の重視
(4)民間資金の活用
を主たる方針とし、インフラ、農業、環境、人材開発、文化、科学技術及び市場アクセス分野等で開発プログラムを策定・実施しています。これによって、国際社会の援助に従属するのではなく、アフリカ自身の責任においてアフリカにおける貧困撲滅、持続可能な成長と開発、世界経済への統合を目指しています。また国際社会にはアフリカの自助努力(オーナーシップ)を補完する形での支援(パートナーシップ)を求めています。
どの国が加盟しているの?
NEPADは現在39か国で構成されています。
各国でのプロジェクトやその成果については、NEPAD HPをご確認ください。
(NEPAD HP 加盟国 https://bit.ly/2KpwZML)
今回のILOサイドイベントでは、マヤキ長官から若者と仕事を中心に、アフリカにおける事例や投資と生産性の向上に関する知識と経験をご共有いただきます。
ご関心のある方はぜひ本イベントにご参加ください!
(事前登録必須。詳細はILO HPをご確認ください https://bit.ly/2JY6ZHW)
それではまた次回の更新にて!